北区の整形外科、リハビリテーション科、内科、漢方内科の赤羽牧洋記念クリニック

整形外科・リハビリテーション科
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首・肩・手の痛み

頸椎症性神経根症

肩から腕にかけての痛み、腕や手のしびれが生じると本症が疑われます。椎間板ヘルニアが原因のこともありますが、中年以降の場合は、加齢現象で椎間板変性と骨の変形が起こり、骨棘(こつきょく)によって神経根が圧迫されることが原因となります。レントゲンを撮ると椎間孔とよばれる神経根の出口が狭くなっていることが診断に役立ちます。首をそらすことで、神経根は圧迫されやすいので次のような動作に注意が必要です。遠近両用メガネでパソコン画面を見るときの首そらし、上方を向く作業、美容院でのあおむけでの洗髪などです。また胸椎後弯(こうわん)が強い“猫背(ねこぜ)”の場合、普段から首に負担をかけてしまうので、猫背の矯正も大事です。神経根の炎症が収まると症状は軽減してきますが、症状がおおむね消失するには数カ月以上かかることがありますので、気長に治療が必要です。

痛みが強いときは、消炎鎮痛剤などの痛み止めを使用することもありますが、神経根の血行不良や浮腫の改善のために、漢方薬を用いています。疎経活血湯(そけいかっけつとう)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)・葛根加朮附湯(かっこんかじゅつぶとう)などを漢方医学的な診断に基づいて使うと、患者さんの痛みしびれが速やかに改善していくことが多いと感じています。

肩関節周囲炎(五十肩)

中年以降に発症しやすいため、四十肩、五十肩と呼ばれることが多いですが、原因はさまざまです。多くは肩関節を構成している骨・軟骨・靱帯や腱などが老化して、肩関節の動きをよくする袋(滑液包)・関節を包む袋(関節包)・筋肉などの周囲の組織に炎症を起こして発症すると考えられています。炎症が長引くと関節包などが縮んで固くなり、拘縮肩(凍結肩)という状態になるので、腕を動かすことが困難になります。夜間痛が起こることも特徴的で、主に痛い方の肩を下にすると痛みが出やすいため寝返りがつらく、夜間に目が覚めることが多くなります。夜間痛の原因として、関節周囲の筋けいれんや血行障害があると考えられるので、疎経活血湯(そけいかっけつとう)という血行を良くして痛みをとる漢方薬や、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)といった睡眠を深くして筋けいれんを抑える漢方薬が有効です。

手根管症候群

手のしびれと痛みをおこすものとして、手根管症候群があります。これは、手首の手のひら側を通っている正中神経が(せいちゅうしんけい)が圧迫を受けることで生じます。特に夜間~明け方に手の痛みやしびれで目が覚めることがあり、ひどくなると親指の付け根の筋肉が麻痺して物をつまみにくくなります。40代以降の女性に多く、若い人では妊娠中に発症することがあります。これはむくみやすい体質と関係しており、手首にある手根管(しゅこんかん)が腫れて、正中神経の通り道が狭くなることが原因の一つだからです。さらに夜間に手首を手のひら側にひねった状態で寝ていたり、手首を使いすぎる作業によっても発症しやすくなります。手首をサポーターや装具などで固定して安静にしたり、ステロイドを手根管に注入して、手根管の腫れを改善する治療があります。

内服で効果があるのは漢方薬で、むくみをとる作用のある五苓散(ごれいさん)・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や、うっ血を取り除く作用のある桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・疎経活血湯(そけいかっけつとう)などが用いられます。麻痺がある場合は早めに手根管開放術という手術をおこない、神経を圧迫している靱帯(じんたい)を切開します。

胸・腰の痛み

肋骨骨折

肋骨は心臓や肺など生命維持に最も大事な内臓を保護するための骨の“かご”のような役目をしています。左右12本あり、後ろは背骨とつながり、前は胸骨という骨と肋軟骨でつながっています。肋骨骨折や肋軟骨骨折はタンスや机の角や、風呂場の浴槽にぶつけて骨折する場合が多く、多くは1本か2本の骨折が多いですが、交通事故や転落などでは、3本以上の多発骨折の場合があります。この場合は内臓損傷の可能性が高くなり、緊急の処置が必要なことがあります。肋骨骨折はレントゲンで分かることもありますが、撮影方向によっては見にくいこともあります。咳や深呼吸で痛みが強い場合は、レントゲンではっきりしなくても骨折の可能性が高いと判断して、バストバンドという胸部固定帯を使用します。肋軟骨骨折は、レントゲンでは確認できませんが、症状が強い場合は、同様にバストバンドをしていれば数週間で軽快するものがほとんどです。痛みを早く引かせるには、湿布や固定以外に漢方の治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)を内服するとよいでしょう。

腰部脊柱管狭窄症

おそらく60代以降の方が一番多く経験されるのが、腰部脊柱管狭窄症による脚のしびれでしょう。これは腰の骨のトンネル(腰部脊柱管)を通る馬尾神経(ばびしんけい)といわれる末梢神経の束が、背骨の加齢による変形で圧迫されるためです。立っている姿勢で神経は圧迫されやすく、前かがみで神経はゆるむので、歩行によりしびれは悪化し、腰掛けると改善します。脚のしびれや痛みのため、休み休み歩くことを間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言います。歩くのがつらくても自転車だと大丈夫というのも特徴です。しびれの表現は「足の裏が砂利を踏んでいるようだ」「重だるい感じ」「冷たい水が流れる感じ」などさまざまです。神経への血流を改善する薬、漢方薬、神経に直接作用する薬などが使用されますが、しびれは痛みよりも改善しにくい症状です。足の筋力低下、陰部周囲のしびれや排尿障害を伴う場合は、薬では治療困難なので、脊柱管の狭窄部分を広げる手術が必要なことがあります。

仙腸関節障害

腰痛や脚のしびれ痛みの原因は、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)による坐骨神経痛が有名ですが、近年、仙腸関節障害が注目されてきています。仙腸関節は骨盤を構成する仙骨と腸骨の間にある関節です。関節と言っても、数ミリしか動きませんが、脊柱をビルに例えると、土台の免震構造のようになっていて、ヒトが歩行やジャンプの着地をしたときなどの衝撃をうまく和らげる役目を果たしているのです。この関節の特徴は前かがみでゆるみ、そっくり返り姿勢で固定されるので、中腰での作業でぎっくり腰になるのは、仙腸関節がゆるんだときに関節のズレを生じたまま固定されることが原因と考えられています。

仙腸関節の動きが悪くなると、周囲の靱帯にある神経を刺激して、下肢痛やしびれ、股関節痛を生じることがあり、坐骨神経痛や股関節症と間違うことがあります。診断は特徴的なこの病気のサインをチェックすることで、ほとんどわかります。また診断確定と治療のために仙腸関節ブロック(局所麻酔剤の注射)を行うと、驚くほどすっきり症状が取れることをしばしば経験します。症状の改善は麻酔薬の効果が切れても持続することが多く、ブロックをきっかけに仙腸関節の機能が正常化するためと考えられます。再発を防ぐために、仙腸関節機能を高める体操も指導しています。また当院ではAKA(関節運動学アプローチ)に準じた仙腸関節の動きを正常化する手技療法も採用しています。

膝・足の痛み

変形性膝関節症

膝の関節の軟骨が、加齢・使い過ぎ・肥満などの原因ですり減ってしまう病気です。女性は男性の4倍で、骨折・靱帯損傷・半月板損傷などの“けが”がきっかけで進行してしまうこともあります。日本人の多くはO脚ぎみなので、膝の内側の軟骨がすり減りやすく、合わない靴を履いていると悪化することがあります。高齢者の場合は、骨粗鬆症も合併していることが多いので、段差を踏み外したなど、ちょっとした捻挫でも脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折が膝に起こりやすく、初期のものではレントゲンで発見できないことがありますのでMRI検査をすることがあります。軟骨とともに骨が陥没していくと変形性関節症が急速に進行することになります。

通常、徐々に生じた変形性関節症の治療は、①筋力強化と体重コントロール、②足に合った靴や治療用のインソール、③治療薬(注射・内服・外用薬)、④鎮痛処置(マッサージ・温熱・鍼・電気治療など)があります。薬の治療は、軟骨の栄養剤であるヒアルロン酸の関節内注射や漢方薬も有用です。痛みが強い場合は、各種の“痛み止め”を使うこともありますが、副作用もそれなりにありますので、その他の治療を十分に行っても日常生活が困難な場合に使用することにしています。高度の変形で保存治療が困難であれば、患者さんの要望に応じて総合病院の整形外科に人工関節の手術を依頼しています。今後は変形が進行する前に軟骨が再生するような画期的な治療薬の開発が期待されています。

骨粗鬆症・関節リウマチ

骨粗鬆症

高齢者に発症する圧迫骨折のほとんどの原因は、骨粗鬆症であることはご存知のことと思います。そこで骨粗鬆症の予防について考えたいと思います。栄養に関して言えばよくカルシウム(Ca)が大事と言われますが、実はリン(P)のほうが問題です。PはCaとともに骨を強くする成分の一つで、食事中からバランスよく摂取することが大事です。ところが現代の食生活では、Pを過剰摂取しがちです。それは加工食品(ソーセージ、ハム、缶詰、インスタントラーメン)や清涼飲料水に添加物として「リン酸塩」が使われるからです。PはCaよりも腸からの吸収がよいため、血液中にPが過剰になると血液中のCaと結びついてリン酸カルシウム結晶として血管・腎臓・関節などにたまるので、それぞれ動脈硬化や心筋梗塞・腎結石・偽痛風の原因になります。また、このため血液中Caは逆に不足するので、体の方は骨を溶かして血液中Caを補おうとするのです。

リン酸塩は保存料・PH調整・光沢剤・味覚向上・変色防止・ガスの保持(炭酸飲料)・軟化剤・乾燥防止の目的にほとんどの加工食品に含まれます。例えば、外食などによくあるお替り自由の安いコーヒーの多くは、抽出増量剤としてリン酸塩が添加され、失われた風味は香料でおぎなっているといわれます。ほとんどの高齢者は腎機能が低下しており、尿中へのPの排泄が十分できないため特に注意が必要です。またCaが豊富な乳製品は実はPも多く含むため、高齢者の牛乳の摂取は1日100mlまでにしたほうが無難だという研究者もいます。

関節リウマチ

30歳以上の方の1%が関節リウマチ(RA)にかかると言われています。女性は男性の3倍発病し、免疫系の異常が原因であることはよく知られていますが、花粉症のようにアレルギーの原因物質が特定できるわけではなく、いまだに詳しい原因はわかっていません。体のあちこちの関節が免疫の暴走によって攻撃され、関節炎を引き起こします。40代以上に多いことから、指の関節軟骨の老化であるヘバーデンやブシャールと言われる変形性関節症(OA)と間違われることがあります。OAは比較的症状が軽くて触るとゴツゴツしていて、第一関節に多いのが特徴ですが、RAは炎症が強くブヨブヨしていて、第二関節やそれより体に近い関節で左右対称に多発します。また比較的見逃しやすいのが足のRAで、外反母趾などの痛みと間違われることがありますが、頻度は手のRAとほぼ同じくらいあると言われます。その他に手首・肘・肩・股関節・膝・足首・上位頸椎などの関節にもRAは起こります。

RAの治療法は、以前は炎症と痛みを抑えるのが目標で、消炎鎮痛剤・ステロイド・抗リウマチ薬を使用しても関節破壊をくい止めることはなかなか困難でした。今日では強力に免疫異常を制御して関節破壊を防ぎ、普通の生活ができる状態にすることが可能なバイオ製剤と言われる注射薬も使用されるようになりました。当院でも数種類のバイオ製剤を使用しています。感染症のリスクも多少高まることや高価な薬剤ですので全例に使用するわけではありませんが、非常に有効です。今後は根本的にRAが治る治療薬の開発が望まれています。

治療法について

鍼・マッサージ治療

2011年から当院では鍼治療を診療に取り入れています。整形外科では、腰・膝・首・肩の痛みで受診される方が多いのですが、痛みの原因が重大なものであったらどうしようという不安を持っていらっしゃる方も多いと思います。もちろんレントゲン検査などをして、身体的な診察を通して正しく診断し説明することで、多くの方がそれだけで安心されることも多いのですが、「実際に良くなるだろうか」と不安な面もあると思います。一方、鍼治療でも同じく不安になられる患者さんはいらっしゃいますが、実際に施術を行い、患者さんが考えていたより早く身体の状態に変化があり、寛解できる病気だと納得される患者さんもいらっしゃいます。

鍼治療は、痛いのではないかとの不安もあるかもしれません。私たちはよく、頭皮に鍼治療を行います。頭皮にある小さな治療ポイントを探して、数ミリ程度の深さに細い鍼をさし数十分程度そのままにしますが、鍼を刺したときチクっとした感じがありますが、そのあとは多くの患者さんが頭に手をやってから「えっ、鍼が刺さっているの?」というくらいの痛みです。この頭鍼療法はYNSAと呼ばれ、宮崎の山元敏勝先生が1970年代に開発され、現在世界中で医師や鍼灸師が実践しています。私たちは2011年春に日本中医学会(木本裕由紀会長)においての山元先生のYNSA実践講座でその効果を目の当たりにしました。そこで当院で早速採用し、今まで治療に苦労していた病気がよくなっていくことに驚きと感動の日々が始まりました。その年の秋に、宮崎県の山元先生の病院で1週間のYNSAセミナーに参加してさらに知識と技術を高め、その後も日々研鑽して現在に至っております。YNSA以外にも、中国の董師奇穴(とうしきけつ)・平衡鍼(へいこうしん)・耳鍼や韓国の高麗手指鍼など、実用性のある技術を適宜併用して治療に当たっています。円皮鍼(シールに短い鍼がついた置き鍼)は手足によく用いていますが、ほとんど刺した痛みがなく、効果が持続するので便利です。患者さん自身による自宅での治療には、刺さらない鍼がついた円皮鍼も市販されています。

また、痛みが軽減しても、長い間使っていなかった筋肉や関節が硬くなっていることもあるので、リハビリテーションが必要になります。当院では、温熱治療や電気治療のほかにマッサージを併用して、はやく元の生活に復帰できるように効果的な治療を組み合わせています。リハビリ室での治療だけでは、効果が持続しない場合もありますが、自宅でどのような運動療法が必要かも指導していますので、遠慮なくリハビリのスタッフに聞いてほしいと思います。

漢方治療

【症例1】

70代の女性が杖をついて足を引きずりながら、左足首のはれと痛みを訴えて来院されました。1年以上前に風呂場で転んで足をぶつけてから、痛み止めやシップなどを病院でもらって治療しましたが、一向に治る気配がありません。診察するとむくみが下腿から足首にかけてひどく、外反母趾と偏平足があり、踵(かかと)の骨が内側に強く傾いていました。漢方医学的には、足の冷え、夜間尿、皮膚の乾燥、腹診で下腹部が軟弱であることから、加齢によるエネルギー不足がベースにある浮腫で「腎陽虚+水滞」と判断しました。そこで足首の傾きを矯正するサポーターをつけていただき、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)を処方しました。10日後、足首の痛みが少なくなり、また日中の尿量も増えて足のむくみも減りました。

【症例2】

60代の女性が、4年前に仰向けに転倒してから左の腰から背中にかけての痛みがあります。近くの病院で痛み止めと湿布をもらい、「そのうち治る」と言われましたが一向に良くなりません。背骨のレントゲンをとると第11胸椎に古い圧迫骨折の変形があり、ちょうどその部分で亀のように背中が曲がっています。痛みはその左側の脊柱支持筋にあるようで、5分くらい歩くと痛くなってきます。水太り体型で疲れやすく暑がりで、軟便と頻尿があります。腹診では、おなか全体が白くて柔らかく、冬なのにしっとり汗をかいています。舌診では、腫れぼったい感じで湿った白い苔があります。漢方医学的には「気虚の風湿」と判断して防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を処方しました。効果は4年間あった痛みが少なくなり6日目の朝にはほとんど良くなっていたそうです。さらに疲労感・多汗・頻尿・軟便といった症状も改善していました。

漢方治療の実例をご紹介しましたが印象はいかがでしょうか。「漢方薬は体質改善の薬だから長く飲まなくては効かない」とよく言われますが、このように長い間の痛みが、数日から数週間で改善することもしばしばあります。西洋薬の痛み止めの効果がない場合や、副作用で使えない場合も、漢方薬ならうまくいくことがあり、漢方治療は私たちにとって、治療選択肢の幅をぐ~んと広げてくれる、なくてはならない強い味方です。

また、いわゆる「痛み止め」と違うのは、一時しのぎの効果だけではなく、患者さんの体を「痛みが起きない体質に変えていく作用」を持っていることです。そのために、「寒熱・虚実・陰陽・表裏」「臓腑弁証」といった漢方医学的なものさしで、患者さんの状態を把握する必要があります。この技術が漢方医の腕の見せ所というわけです。漢方医学的診断がつけば、それに対応する漢方薬を選択することになります。医療用の漢方エキス製剤は、148処方が健康保険の適用を受けていますが、そのほとんどを近隣の調剤薬局さんに常備していただいているので、円滑に患者さんに合った漢方薬を処方することができます。エキス製剤は、生薬を煎じる手間を省いたいわばインスタントコーヒーのようなものです。そのため細粒や顆粒は、お湯に溶かしての服用が一番いいですが、西洋薬の錠剤や顆粒と同じような服用法でも可能です。また漢方薬でも数は少ないですが錠剤や丸薬のものもあるので、要望に応じて選択しています。煎じ薬は、ご自宅で生薬1日分を煎じた煎じ汁を数回に分けて服用するものですが、当院では処方しておりません。

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